読書感想文の文字数と原稿用紙枚数

更新日:2026年9月15日

指定が『800字以内』『原稿用紙3枚』のどちらでも、最初に上限と書く範囲を整理すると慌てません。枚数の目安だけでなく、改行で空くマスも考えながら組み立てましょう。

文字数と400字詰め原稿用紙の早見表

400字詰め原稿用紙は20字×20行です。すべてのマスに1文字ずつ入れた単純換算は次の通りです。ただし、段落の先頭を一マス空けたり、改行後の残りのマスが空いたりするため、本文が同じ文字数でも実際に使う枚数は少し増えることがあります。

指定文字数単純換算書くときの目安
400字1枚1枚以内なら350〜390字ほどから見直す
800字2枚2枚以内なら700字台後半を目標にする
1,200字3枚場面と感想を二つ程度に絞る
1,600字4枚印象的な場面を詳しく掘り下げる
2,000字5枚複数の気づきを一つの結論へつなぐ

「以内」は上限を超えないことが大切です。「程度」「前後」は許容範囲が明示されていることもあるため、募集要項や先生の説明を確認してください。

題名と氏名は枚数に含める?

題名・氏名を書いた最初の用紙も総枚数に含めるのか、本文だけを数えるのかは提出条件によって異なります。例えば「400字詰め原稿用紙3枚以内」とだけある場合、題名と氏名を同じ用紙に書くと、本文に使えるマスは1,200より少なくなります。一方、別紙の表紙が指定されていれば本文用紙のマスをすべて使える場合があります。

提出前に確認

題名・氏名・学校名などの書く位置と、本文の文字数に含める範囲は、学校・先生・コンクールの募集要項を優先してください。

感想文を組み立てる4つの手順

  1. 1. 読む前後の変化を決める

    「読む前はどう思っていたか」「読み終えて何が変わったか」を一文ずつ書きます。

  2. 2. 心が動いた場面を選ぶ

    あらすじを全部説明せず、驚いた、悲しかった、似た経験を思い出した場面を一つか二つ選びます。

  3. 3. 自分の経験とつなぐ

    登場人物と同じだったこと、違ったこと、もし自分ならどうするかを具体的にします。

  4. 4. 最後にこれからを書く

    本から受け取ったことを、今後の行動や考え方につなげます。

800字の配分例

例として、はじめ120字、心に残った場面280字、自分の経験280字、まとめ120字と配分できます。はじめに「この本を選んだ理由」を書き、なかでは場面の説明を短くしたあと「なぜ気になったのか」を詳しくします。自分の経験では、いつ・どこで・誰と・何があったかを入れると伝わりやすくなります。

私は、主人公が失敗を言い出せずにいる場面で読む手が止まりました。私にも、壊した物のことをすぐに言えなかった経験があるからです。

1,200字なら、はじめ150字、場面と感想400字、自分の経験400字、まとめ250字などが一例です。これは決まりではありません。書きたい内容が多い部分へ配分を移してください。

よくある間違いと直し方

  • あらすじが大半になる:出来事の説明を短くし、「私はどう感じたか」を一段落足します。
  • 「おもしろかった」を繰り返す:驚いた、安心した、悔しかったなど、心の動きを具体的にします。
  • 上限ぎりぎりまで入力してから清書する:改行や題名のマスを見込み、少し余裕を残します。
  • 本に書かれていないことを事実のように書く:想像なら「私は〜ではないかと思った」と区別します。

親子で確認するチェック項目

  • 指定が「字」か「枚」か、上限・下限も確認した
  • 題名と氏名を本文の枚数に含めるか確認した
  • あらすじより、自分の感じたことが中心になっている
  • 心に残った場面と、その理由がつながっている
  • 改行を含めた実際の用紙枚数を確認した